研究イベント

キックオフ研究会

日時:
2017年7月8日 (土) 9:30-17:30
場所:
久留米工業大学 100号館 9階 多目的ホール

 本研究の目的は、主に定常電流下の非平衡状態が創り出す新現象を確立するとともに、その機構の理解を深めることにある。研究対象の中心はモット絶縁体Ca2RuO4で、我々が最近発見した、直流電流の下で創発する特異な磁性や金属状態など、平衡状態では実現しない電子状態の理解を深める。また、他のモット絶縁相酸化物で同様の非平衡・非線形現象を探索することで、Ca2RuO4での新現象の特質と一般性を明らかにする。本研究を通じて、強相関多体効果の本質を顕在化させる新しい制御パラメータとして、直流電場・電流が有効であることを確立し、強相関電子系物質が非平衡状態で生み出す創発現象の研究展開の世界的先駆けを目指す。

  • 集合写真 ※画像をクリックすると、拡大表示します。
  • 今泉学長

参加者

前野 悦輝
(京都大学 理学研究科 教授)
C. Sow
(京都大学 理学研究科 学振PD)
沼崎 凌
(京都大学 理学研究科 M1)
中村 文彦
(久留米工業大学 教授)
江藤 徹二郎
(久留米工業大学 准教授)※連携研究者,物性物理
中村 美紗
(久留米工業大学 准教授)※連携研究者,化学
酒見 龍裕
(久留米工業大学 助教)※連携研究者,物性物理
金井 政宏
(久留米工業大学 教授)※研究協力者,数学・数理科学
寺崎 一郎
(名古屋大学 理学研究科 教授)
菊川 直樹
(物質・材料研究機構・機能性材料研究拠点・主任研究員)
吉田 鉄平
(京都大学・人間・環境学研究科・教授)
柴田 大輔
(京都大学・人間・環境学研究科 D3)
岡崎 竜二
(東京理科大 理工学部 講師)
鈴木 孝至
(広島大学 先端物質科学研究科 教授)
中山 耕輔
(東北大学 理学研究科 助教)※【招待講演】
黒木 和彦
(大阪大学 理学研究科 教授)※【招待】
小倉 大典
(大阪大学 理学研究科 D2)※【招待】

研究補助員(学部学生)中島 弘樹,上久保 直紀,他2名

プログラム

09:30-09:35
中村 文彦(久留米工大)
はじめに
09:35-09:40
今泉 勝己(久留米工大)
学長挨拶
09:40-10:20
前野 悦輝(京大)
基盤(S)5年間のターゲット
【A】4d電子系ルテニウム酸化物 Ca2RuO4
10:20-10:40
C.Sow(京大)
Ca2RuO4の電流効果
10:40-11:00
寺崎 一郎(名大)
Ca2RuO4の非線形伝導のスケーリング
11:00-11:20
中村 文彦(久留米工大)
Ca2RuO4の相転移と熱力学
11:20-11:40
休憩
-
11:40-12:00
吉田 鉄平(京大)
強相関電子系の電場印加光電子分光
12:00-12:30
中山 耕輔(東北大)
Ca2RuO4の電流下でのARPES
12:30-13:40
昼食
-
【B】4d電子系ルテニウム酸化物 Ca3Ru2O7、【C】3d電子系酸化物
13:40-14:00
菊川 直樹(NIMS)
強相関電子系の直流電場・電流効果
: 試料育成と低温強磁場輸送測定
14:00-14:20
岡崎 竜二(東京理科大)
層状コバルト酸化物における非線形伝導
14:20-14:40
休憩
-
【自由討論・研究戦略会議】
【A】4d電子系ルテニウム酸化物 Ca2RuO4
14:40-15:30
黒木、前野
寺崎、中村
A-1: 電流誘起の反磁性とモット半金属状態
A-2: 電場誘起の絶縁体・金属転移
【B】4d電子系ルテニウム酸化物 Ca3Ru2O7
15:30-16:00
菊川、Sow
-
【C】3d電子系酸化物
16:00-17:00
菊川、岡崎、中村、寺崎、沼崎
-
【D】5d電子系イリジウム酸化物
17:00-17:10
寺崎、前野
-
17:10-17:30
前野 悦輝(京大)
閉会
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